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競馬予想に関する13の間違い Archive

前走着順と持ち時計による予想の間違い

おそらく最も人気に反映されやすい要素であろうと思われる前走着順、また競馬新聞などでも情報としてピックアップされている持ち時計の比較は、競馬の予想においては危険な要素です。

前走2着の馬は基本的に人気をします。同じレースを3着の馬よりも人気をする可能性は高いです。しかし、その着差までは考慮されることは非常に少ないようです。競馬の予想においては着順よりも着差を見ていく必要があります。このことは理解されているようでやはり着順偏重が多いです。これは競馬関係者にもいえます。着差をつけられた2着より小差の10着では後者の方を評価できる場合が多いです。それはたまたま強い馬が集まったレースで起こりやすい現象です。この場合、その後のレースで勝ち馬がたくさん現れたりします。

持ち時計の比較はその全てがだめなわけではありませんが、馬場差と展開を加味する必要があります。同じ競馬場でも時期によって馬場差があります。連続開催ともなれば芝の状態は徐々に悪化していきますし、重馬場になるとその後は時計がかかるようになります。

また場別に考えた場合、やはりコースそのものの設計が違うため一律に比較することは避けるべきです。今年の秋では小倉の開催を走ってきた馬と札幌開催で走ってきた馬とでは、小倉の方が時計は速いはずです。だからといってその小倉組みが勝てるかといえば走ではありません。やはり重要なのはレースレベルの高さを正確に判断することが必要です。

展開予想による予想の間違い

競馬の予想をするときに展開を予想することは非常に重要な要素です。それとともに重要な要素が各馬の位置取りです。どの馬が逃げてどの馬が先行するのか、一番人気の位置取り、騎手の思惑はどうかなど展開と位置取りを考えることはそのまま勝ち馬を予想することにつながります。

ところで、レースにおいて最も勝ち馬に近い位置取りはどのポジションでしょうか。おそらく多くの方は先行と答えるのではないでしょうか。馬券的に見ても先行馬の勝率、連対率、複勝率は他の位置取りを上回っています。具体的な数字は他のページに任せるとして、感覚的にも先行馬が強い印象をもたれているかと思います。

しかし、本当に勝ち馬に近く馬券的に有利な(回収率に結びつくような)位置取りは逃げです。逃げ馬の数字的実績が低いのは、おそらく他の位置取りの馬より頭数そのものが少ないからでしょう。基本的に1頭、雁行しても2頭がせいぜいです。他の位置取りが5、6頭を一まとめにすることを考えると非常に不利な数字となります。その点から考えて数字の低さは納得できるものではないかと思います。

また、逃げ馬は自分のペースで走れることのほうが多いです。絡まれればハイペースとなって潰れてしまうこともありますが、基本的には騎手の考えるようなラップを刻むことができます。ただし、騎手がそこまで考えていなければ意味がありませんが……。それはその馬の能力を全て出し切ることが容易であることにもつながります。後ろから差す馬は、どうしても脚を余しがちです。人気の差し馬が負けるパターンはまさしくこの脚を余すパターンが多いはずです(統計は他のページにお任せします)。

そして、不利を受けることも少なく、最短距離を走れることも大きな利点です。とくに最近の条件戦での出走馬の多さを考えるとこの点は勝ち上がるのに非常に有利な点といえます。4コーナーで壁になる、包まれるということがなくなるだけでもその馬の成績はかなり上がるでしょう。

これらのことを踏まえた上で勝ち馬を予想すれば、その精度は飛躍的に向上するものと思います。

重賞成績による予想の間違い

JRAのレースでは新馬、未勝利戦からGIまでいくつかのクラス分けがされています。そのな中でも重賞と呼ばれる競争はとくに注目度も高くすべての競走馬が目指すといっても過言ではありません。それだけに競馬マスコミの取り扱いもその他のレースとではかなり違ったものになります。

重賞はオープンのためいくつかのルールはありますが基本的にどの馬でもレースを走ることができます。とくに2歳戦、3歳戦はそれが顕著に見られます。これら出走するのはとくに問題はないのですが、次走以降の取り扱いが問題になります。重賞に出走した馬はたいていは次走以降過大に評価される傾向にあるためです。これはかなり注意する必要性があります。オープン特別や続けて重賞に出走するならまだよいのですが、元のクラスに戻って出走する場合、競馬マスコミに煽られて異常に人気を集めた上に惨敗するケースがよく見受けられるためです。

例えば、先週のフローラステークスは格付けはJpnIIですが、出走馬18頭中オープン馬は7頭、残りの11頭は500万クラスの1勝馬で構成されています。レースの結果はオープン馬もばらけて入線したため、1勝馬が上位にも来ています。すると、このレース以降元のクラスに戻った馬は、フローラステークスの結果から人気を被ることが多々発生します。そしてあっさり負けてしまいます。なぜなら、元の500万クラスを勝てない馬が、フローラステークスに出走しただけで勝てるようになるわけではないためです。またこの夏以降、重賞2着で賞金を加算した馬が降級したときに人気を集めますが、やはり惨敗することが多いです。

このように上位のクラスで好走した馬は過大評価されがちなることを覚えておく必要があります。実際に元のクラスでの競争結果を踏まえて予想することが重要になります。

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