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2009-03

競馬関係者コメントによる予想の間違い

競馬新聞における紙面に占める割合では相当な大きさを誇るのが厩舎関係者、とくに調教師と騎手のコメントです。ほとんどの競馬新聞が同様にかなりの割合で割いているかと思います。しかし、このコメントは競馬予想にはほとんど役に立たないもののひとつです。

日々厩舎作業に携わる調教師のコメントなのだから、実際に騎乗した騎手のコメントなのだから間違いない、と思われる方も多いのではないかと思います。しかし実際にいつも馬の世話をしているのは厩務員のはずですし、おもに調教をつけているのは調教助手のはずです。調教師はその人たちから聞いたことを記者に伝えているわけです。つまり基本的には伝聞の内容になります。騎手についてもそうです。おもにレース一週前などに騎乗しただけでその馬のなにが分かるというのでしょうか。

実際にレース前のコメントを見ていくとけっこうプラス方向のコメントを見ることができると思います。ところがレース後には一転マイナスのコメントが並びます。まさしく朝令暮改です。例えばレース後に距離が長かった、と言い訳をするコメントはいやというほど良く見ます。しかしレース前に距離は長いが、というコメントを見ることはほとんどありません。このような内容のないコメントなど果たして見る価値はあるのでしょうか。

実際のところのその原因は、そもそも調教師は競馬のことをあまりよく知らないからです。彼らは非常に難関なJRAの調教師試験に合格しています。しかし、それは競走馬についてのことであり、競走馬による競馬というレ事柄には通用しません。だからこそ試行錯誤するわけですが、それは競争結果に表れているわけで、わざわざ競馬の素人のコメントなど見る必要はないのです。

距離適正による予想の間違い

競馬には短距離とか長距離とかのレースがあるらしいです。また短距離馬とか長距離馬とかがいるらしいです。はたしてこはれは本当なのでしょうか。たしかに以前からこのような距離区分はあります。しかし予想にはまったく適さない要素といえるでしょう。

まず考えてみましょう。短距離戦の代表は高松宮記念、安田記念、マイルチャンピオンシップ、スプリンターズステークス、ヴィクトリアマイルのような1600m以下のレースです。対して長距離戦といわれるのは菊花賞や天皇賞・春のような3000mクラス以上のレースです。たしかに競馬のレースのカテゴリーでは1200mや1600mは短い部類です。しかし本当に短い部類であるというだけです。人間のトラックの短距離走のように一息で走れるような距離ではありません。途中息を入れてペースを落とさなければ必ずバテてしまうような距離です。つまり結論から言ってしまうと、見た目の距離は短距離ですが、実際には競馬における全てのレースは中距離なのです。

つまり、1600m戦であろうと、3200m戦であろうと基本的な考え方は同じなのです。前半ハイペースで飛ばせば後半はバテてしまうものなのです。そして1600m戦に強い馬は3200m戦に出てもやはり強いのです。

競馬関係者は短距離戦を少し連勝するとマイラーとかスプリンターとか決め付けたがります。菊花賞を勝てばステイヤーというレッテルを貼ります。これは単にそう言いたいだけと見ていいです。このような形容詞に惑わされてはいけません。本当のその馬の強さはレース結果に表れているはずです。

実際にはごくごく狭い範囲のレースカテゴリーであるにもかかわらず、関係者の思い込みによりレース選択を誤っている例が多々見られます。予想をする際にはそのような誤った思い込みは排除して臨むことが求められます。

2009年3月22日の競馬予想

中京07R 4歳以上500万下
オーミプレシャス 単勝10000円

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