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ディープインパクト

ディープインパクトに見る相手関係の重要性

ディープインパクトといえば2005年のクラシック三冠馬であり、戦績14戦12勝うちGI7勝の名馬です。

無敗で皐月賞、ダービー、菊花賞を制したことから「シンボリルドルフ以来」というフレーズも多用されたかと思います。ではディープインパクトの競走馬としての能力はどの程度のものだったのでしょうか。

私はディープインパクトの能力についてそれほど高く評価していません。いつの世代にもいる普通に強い馬だと考えています。しかし、世間の評判は相反して逸材との呼び声が高くなりました。なぜなのでしょうか。

馬の能力を測る場合には、相手関係というのが非常に重要な要素となります。2005年の有馬記念で単勝1.3倍と支持されたディープインパクトでしたが、果たしてこれは他の出走馬との比較から導き出されたものだったのでしょうか。競馬マスコミに煽られてディープインパクトの実力以上の評価していなかったでしょうか。結果は前走レコード決着のジャパンカップでハナ差のレースをしたハーツクライに半馬身差の2着に敗れます。

この例は翌年の凱旋門賞でも見ることができます。2006年のGIでは天皇賞春、宝塚記念を連勝して臨むディープインパクトを競馬マスコミはすでにレースを勝ったかのような伝え方をしていました。一般のファンもそれに乗せられて馬券の支持率も一時単勝1.1倍となっていたかと思います。ここでも普通に走って3位入線で敗れます。しかし、これはディープインパクトが不甲斐ないレースをしたわけではありません。周りの期待が異常だったのです。ジャパンカップでは古馬を見ず、凱旋門賞でも外国馬を見ず、相手関係を考えずに国内のレースのような気でいたために起こったことなのです。

これらのことから競馬は相手関係を考えて予想することが非常に重要といえるでしょう。

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