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イワテニシキ

イワテニシキの成績に見る逃げることの重要性

イワテニシキという馬をご存知でしょうか。公営岩手から中央の菅谷禎高厩舎に移籍してきた条件馬です。このイワテニシキは分かりやすく展開利というものを示しています。

一応オープンまでクラスを上げるのですが、オープン以上のレース、または芝のレースではまったくスピードが通用しませんでした。転厩緒戦は京都4歳特別を使われたものの、次走からは900万条件下で出走していました。また、基本的に芝でもダートでも馬群の後ろをついて回ってそのまま1秒から2秒は離されてゴールするという見所のまったくないレース振りをしていました。

しかし、そのイワテニシキにも転機が訪れます。中央入りしてから9戦目京都で900万下のダート1800mのレースに出走したとき菅谷騎手はそれまでのレースとは違いハナを叩いて逃げの作戦をとります。すると前走同条件の阪神ダート1800mで1.1秒負けていたイワテニシキが逆にこのレースでは2着に0.7秒の差をつけて優勝してしまいます。

その後は逃げずに惨敗したり逃げて0.1秒差2着のレースをはさみつつ、長万部特別、太秦ステークス、花園ステークスと逃げて3連勝します。準オープンを連勝、しかも時計的にも速く相当の能力を見ることができました。オープンに上がってからはさすがに逃げても通用することができず道新杯を最後に引退しています。

ちなみに、条件戦に絞ったときの逃げたときの成績と逃げなかったときの成績は下記のとおりです。

逃げたときの成績 4-1-0-0
逃げなかったときの成績 0-0-0-7

このように競馬において逃げるということは、馬の気性面に大きく左右し実力どおりのレースができることから、勝ち負けを競うのにはとても重要な作戦となります。

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